人材と企業の橋渡しをする株式会社レイス
■ 日本のビジネスSNSはアメリカ型へと進化を遂げられるか? 今回レイスが提供するビジネスSNS上でのスカウトサービスは、日本のSNSで行われる初めての試みである。SNSをキャリア形成に活用する文化はアメリカ同様に根付くのか。オープン2年目を迎えたwizliの今後の動向に注目が集まる。 ■あなたと最も相性度の高い社長を瞬時に判定! 社長名鑑は、これまでに「社長インタビュー動画」「社長タイプ診断」「この社長に提言」など、「社長」をテーマとしたコンテンツを数多く提供しているが、このたび提供する「社長相性度診断」は、社長名鑑への会員登録時にユーザーが入力する生年月日、好きな書籍、尊敬する経営者などのプロフィールをもとに約1,400名の社長との相性を診断できるコンテンツとなっている。 社長との相性度はすべてパーセンテージで表示される。診断の結果、約1,400名の社長の中で、最も相性度の高かった社長は社長名鑑トップページの「あなたと最も相性の高い社長はこの人です」の欄に表示される。 ■ 長引く新興市場の低迷・・・打開の糸口は「社長のメッセージ」 企業不祥事の頻発により、新興市場に対する投資家の信頼感が低下し、新興市場の株価は低迷を続けている。株価低迷が続けば十分な経営資源が調達できないといった問題も生じ、多くの新興上場企業にとって事態は深刻な状況に陥りつつある。各社が低迷打開の糸口を探っている中、新興市場を対象とした社長・企業情報サイト『社長名鑑』上で社長自身のメッセージを動画によって発信している企業が続々と増えている。 社長名鑑は新興市場社長が創業当時のエピソード、上場を遂げるまでの成長過程、事業への思い、プライベートの過ごし方などを語った社長インタビュー動画を公開。財務データや企業概要では表現しきれない、社長の魅力、企業の魅力を社長自らが発信できることが特徴となっている。■元 週刊ダイヤモンド編集長が語る"おもろい会社の条件"とは? 「特集動画」の記念すべき第一回ゲストには元 週刊ダイヤモンド編集長松室哲生氏を迎え、 「おもろい会社の条件」をテーマとしたインタビュー動画を掲載。週刊ダイヤモンド編集長時代に多くの 企業・社長を取材した経験から松室氏が導き出した「おもろい企業」に共通する5つの条件 (1:「社長の顔が見える」 2:「人のやらないことをやる」 3:「爪を長くしない」 4:「ブレない」 5:「社会の信頼を得る」)について解説を行っている。 ■上場企業社長約30名が集結する「プレミアムイベント」とは? 「リーダーズ・パーティー」には、社長名鑑上のコンテンツ「社長インタビュー動画」に出演している 社長が参加。情報・通信、サービス、小売、卸売、金融など各業界をリードする上場企業社長約30名 が一堂に会すイベントとなった。wizliと社長名鑑が合同で行なう今回は、wizliユーザー限定の 参加枠が特別に用意されwizliユーザー10名も参加した。 この事業が現在のスカウト事 業の出発点になったという。つ まり「優秀な人材が来ないなら, こちらからプッシュしてアプロ ーチすればいい」。言い換えれ ば,「優秀なビジネスパーソン には,こちらから動かないと出 会えない」ということだ。だが同時に大企業特有の古い文化、 そして「飲み会を断れない」営業部門 特有の体育会系のノリに辟易していた 時期でもあった。そんな折にレイスか ら1本の電話。横井は誘いに乗った。 伊東は事細かに横井のキャリアを聞 き出していく。まるで、無料のキャリ アコンサルティングのように。そして 伊東は横井がいくら全力でレールを 走っても、行き着く先の年収や社内で の地位には限界があることを知る。なぜ優秀な人材には白ら動か ないと出会えないのか? 「有望な社員は当然,同期の 申でも常にトップ10などにいま す。上からも注目され,出世の 道も用意され,給料も上がって いる。また実績だけでなく,周 囲の人望もある。こういう人た ちの行く末とは,この会社でと ことん出世し,経営陣に食い込 む。もしくは自身の力を市場で 試すために独立する。あるいは 私どものようなスカウト会社 や,これまでの取引先関係者な どの縁の中で『来てほしい』と 声をかけられて移籍するので す。こういう人たちは自分から 転職しようと思って人材紹-介会 社に登録するということは,ま ず,ありません。一方,市場に 出て来やすいのは,現在の会社 に不満があるとか,社風が合わ ないなどネガティブな考えから 転職しようとする人。そういう 人は声をかけてもらうこともな く,紹介会社に登録したりする。 優秀な人材は市場を探してもい らっしゃらないのです」オープンから半年、『Wizl i』から新たなビジネスは、まだ 誕生していない。しかし水面下で は、コミュニティを対象にしたレ イスの新たな事業戦略が動き出し ている。 「たとえば出版社と提携して会員 向けに媒体を提供したり、レスト ランをつくってリアルな会合の場 所をつくったり…….まだ検討段 階ですが、さまざまなカタチでの 総合的なバックアップを考えてい ます」と岡野氏が語るように、『W izli』活性化の話は着々と進 められている。スカウトでばマッチング成功 率は高いが,期待に及ばずとい うケースもある。その割合はお よそ3分の1。スカウトの場合, 高い水準にハードルを設定して いるごとも影響している。 本書最終の第6章ではビジネ スSNS (ソーシャル・ネットワ ーキング・サービス)の活用に ついて説明。レイスは今年4月, 「wizli」(ウィズリ)を開設。す でに会員は1万人を超えるとい う。「簡単にいうとミクシイの ビジネスバージョンです。優秀 な若手ビジネスパーソンのネッ トワークを広げ,互いに刺激し 合い,縁をつくったりビジネス につなげたりできればと考えま した。こんな営業に行ってきま した,いい本に出合いました, というように日常のビジネス行 動について語り合い,感化し合 っています」 ここでの人脈がキャリァアッ プにつながる可能性もある。一 方,運営するレイスもスカウト につなげる人脈ツールとして役 立てる考えだ。(佐久間)ビジネスエリートが集まるコ ミュニティ。それが『WiZli』 なのだ。ただ、ここから新たなビ ジネスが生まれるにはひと工夫必 要である。それは会員同士安心し てコミュニケーションを築ける環 境をつくるごとである。 「『Wizli』では、ある人を クリックしたときに、自分の友 人、友人の同僚など、メンバーの 「関係図」がひと目で分かるよう にデザインされています」(岡野 氏).レイスの社員は、顧客企業を開拓する営業部門、各社で現在働いている優秀なスカウト対象要員を発掘・調査する部門、スカウトを受けた人材を移籍後までフォローする部門などに分かれる。業務の効率化に加えて、「さまざまな素質を持った社員を、もっとも能力を発揮できる部署へ行かすことができる」と藤社長はもうひとつの狙いを明かす。 事業領域拡大へ 主な顧客層はベンチャーや中小企業は、即戦力の中途採用支援が依頼案件の多くを占める。しかし、顧客企業が成長するにつれて「新卒採用が必要になってくる」(同)。その時、中途採用から新卒採用までを一手に引き受けられるレイスは強みを発揮する。